カラー生活体験記・あられ②

2021年01月31日 22:23
カテゴリ: 療養生活

突然始まったあられの療養生活。
同居していた子と別居させ、プラケースで数日様子を見ました。
これもまた幸いなことにオシリに傷はできてしまったものの、排泄できることが確認できました。
ほっと一安心…でも次は感染を起こさないように排泄のたびにオシリを消毒する必要がありました。

カラーもしているし痛みもあったのでしょう、ご飯もほとんど食べてくれずミルクを与えたりスプーンでの給餌をしばらく続けました。

不自由なカラー生活で動きも鈍くじっとしていることが多かったのですが、オシッコした後に冷たい場所に居続けることになってしまうためルーミィを急いで購入しお引っ越しさせました。

数日経ち、今回のトラブルはやはり出産のためだったのかと再確認したのは小さな小さなベビちゃんが息絶えて床に落ちていたためでした…
その時は薬や麻酔を使ったりしたせいかな?と思っていたのですが、モモンガのベビーは超未熟児で出産したのち育児嚢に入って育っていくため排泄のお世話などをしないと育たないのではないかな?と。
残念ながら小さな命を失ってしまいましたが、あられの状態は待ったなしだったので致し方ない選択でした。

オシリの傷はひどい感染を起こすことなく経過し、排泄が可能だったことで余命宣告はなんとか乗り越えてくれました。
カラーを何度か巻き直しすることを経て、1ヶ月半ほど療養したのちいよいよカラーを取り外して様子を見る時期が来ました…

一日中ずっと様子を見ていられる日を選んでカラーを外してもらいました。
テーピングによる脱毛や今まで毛繕いできなかった分、体中が気になって気になって仕方ない様子でした。
ホントに丸一日毛繕いし続けていました…
全身ハゲてしまうのではないかというくらい毛繕いしていて心配になるくらいでしたが、オシリをいじることなくそのまま回復してくれました。

肛門括約筋が崩壊してしまっているのかウンチはかなり細かい形でポロポロと出てきますが、その後のトラブルはなく過ごしています。
ペアにするとお互いに排泄口を舐めてしまったりするので、1人は寂しいかもしれないのですが怪我の後はずっとおひとり様生活をしてもらっています。

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