りっぷのその後…⑨

2021年06月20日 23:00
カテゴリ: りっぷ療養日記

手術から早2週間になろうとしています。

とにかく痛みがしんどかったようで、排泄にも毎回苦労していました…
そして寝っぱなし。
起きているのも辛かったんだと思います。

生検の結果はポリープや腫瘍ではなくあくまでも腸の炎症だとのことでした。
先生も首を傾げていらっしゃいましたが、リスクを背負ってでも手術をして否定できたことにはなりました。
原因は不明なので腸炎と言われてさてどう治療するのか?という課題は残ってしまいましたが。

そして先週の半ば頃、一晩ウンチが出ておらず昼間様子を見てもほとんど出ている様子がなくて病院に行きました。

鎮静を掛けてオシリの状態を見て頂き、それと同時にレントゲンも撮ってもらいました。
オシリ側から刺激をして出てくる感じではなく、レントゲン上ではお腹の中がパンパンになっていると…
術後の癒着によるものではなかろうかとのことでした。

想定内ではありましたが、現実問題出てこないということは命を落とすことに直結してしまうわけで。
完全癒着ではないことを祈りつつ、下剤を飲ませて下痢でもいいから出してもらおうということになりました。

最悪の場合には連絡を下さい、と言われつつ帰宅をし、引き続き様子を見ることに。

傷ももちろん痛いんでしょうがお腹が苦しいがために食欲もさらに落ちてしまいました。

でもお薬だけは飲んでくれたのでひたすら飲ませて、エネルギー+水分補給にミルクも飲ませていました。

あまりに出ないので、これで命を落とすくらいなら…と荒業ですがお腹やオシリ周りをひたすらマッサージ…
チビチビと出始めたと思ったらその日1日だけで5gも体重が落ちました。
この小さい体にそれだけ溜まっていたのかと思うとさらに苦しい気持ちになりましたが、そこからまた食欲が徐々に盛り返してきています。

毎回排泄のたびに鳴き声をあげて必死に腹圧を掛けていてかわいそうになりますが、その割には術創の赤みや腫れはだいぶ落ち着いてきています。

明日は再診してカラーの巻き直しです。
飛膜あたりに傷が出来てしまったのもあり早く取ってあげたいですが…まだまだ先は長そうです。

でもたくさんの方々の応援を背に受けて必死で頑張る健気さには脱帽です。
祈りが届いてくれるよう、私も引き続きサポートしていきたいと思います。

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