健診を受ける意味

2021年10月06日 14:16
カテゴリ: 飼育について

我が家ではお客様へお渡しする前には必ず健診を受け、診断書をお付けした上でお譲りしております。

診断書はあくまでもその時の状態の証明でしかないのですが、性別、奇形の有無はもちろんのこと全身状態として毛並みや体格などを先生に診て頂いております。

そして大切だと考えているのが検便です。

元々野生界にいた子達ですし、腸内環境に関しては未だ研究が進んでいない部分もあるようです。
ウンチの状態が悪くなくても寄生虫が検出されることがあります。

寄生虫がいること自体はそこまで珍しいことではないようですが、その種類によっては駆虫するのに時間が掛かってしまったり体力を消耗させてしまうこともあるようです。

お渡しして生活環境が変わる、などのタイミングで腸内バランスが崩れると住み着いている寄生虫が悪い方に働いてしまうこともあるため検出された場合は投薬で駆虫してからお渡ししております。

検便はあくまでもその時診てもらった便の中だけの話なので、たまたま検出されないということもあるかも知れません。
ただその場合は数としてはかなり少ないであろうことが考えられるのでそこまで問題視しなくてもいいようです。

下痢や軟便になれば何かあるかもしれないと思って病院に出向くかもしれませんが、たとえ元気であっても先生の目から見て何もないということではないかもしれません。

お迎えしてから少し落ち着いた頃に健診を受けて体調の確認をして頂くと共に、何かあった時に病院に行けるような手筈を整えておくという意味でも利用できると思います。

気軽に病院に行くことで有益な情報収集ができるかもしれませんし、早期発見となるかもしれません。

実際先生やスタッフさんとお話ししてみてホームドクターとして通えるのかどうか、も足を向けてみないことには分かりませんよね?

定期的に健診を受けることをお勧め致します。



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