その後のりっぷ…
ステロイド・抗生剤共に薬の量を変えてもらったりしながら薬効を感じられていたのですが、やはりウンチでいきむ時に余計な負荷が掛かり…今度は直腸だけではなく子宮脱のような状態になってしまいました。
押し込めば引っ込んでいたものが出っ放しになっており、圧がかかっているせいか出血するようになりました。
あまりに鮮血の出血があったので、心配で時間外診療をお願いしました。
やはり子宮脱のような状態で、痛みも強いだろうと…
でも腫れが強すぎるし、場所もハッキリしない中でどこを手術するとかそういうことをできる状況ではないと。
とりあえず出っ放しでは感染のリスクも痛みも増すだけなので、一度引っ込めた状態を作って中に糸を掛けてさらに外側にも糸を掛けて出っ張らないようにする処置をして頂きました。
あくまでも根治を目指すものではなく対処療法…
原因もハッキリしないし、ステロイドも入れている中でやりようがないといったところでしょうか。
でも腫れは強いのでステロイドも量を増やして様子を見ようということになりました。
りっぷの体の中で何が起きているのか…
幸いなことに食欲が落ちないところがすごいところ。
ウンチの出は悪い日もあって時々お手伝いをしてあげないといけないけれど、体重も大きく変化せずに過ごせています。
ただ予後としてはあまり芳しくはないのだと思います。
急に排泄出来なくなることも考えられる状態だと思います。
カラーはもちろん外すことは不可能ですし、痛みとずっと付き合ってもらわないといけない…
正直りっぷにとってどんな選択が好ましいのかとよぎってしまいます。
頑張ってくれているけれど治るためというよりは現状維持のためですし、モモンガらしさはどこへやらです。
ステロイドの量を考えたらまだ2歳になっていないりっぷの寿命全うなんて望んではいけないのかもしれません。
それでも日々を懸命に生きているりっぷの凄さには驚かされます。
実は先生にも心の内をお話ししました。
ただ生かしている状態ならば安楽死も考えてしまうと…
先生はご家族一致でそうならば考えていきますが、ここは治すところであって殺すところではないので、と。
最終判断でいいのではないか?と言われてハッとする部分もありました。
急いで選択するべきではないことは理解しているつもりですが、普段の様子を見ていて自問自答する毎日です。