思春期を迎えると男の子の頭のてっぺんにおハゲができることはご存知の方が多いと思います。
これは臭腺が存在するためでメスに匂いを知らせるために分泌物が出てくるからです。
そしてお胸の辺りにも臭腺がありますので、こちらも成長と共にだんだんと茶色くなっていきます。
傷のように見えることがありますが病気ではありません。
おそらく本人は痛くも痒くもないので、多少ベタベタしていても拭いたり洗ったりしてあげなくても問題ないと思います。
今回お話ししたいのはそれ以外のおハゲについてです。
オスでもメスでも目の上や後頭部のあたりが脱毛してしまうことがあります。
赤みや湿疹が伴う場合は皮膚炎の疑いがあるので受診をお勧めしますが、栄養不足やストレスやホルモンバランスによっても起こりうるのです。
ハッキリとこれが原因での脱毛だと診断を受けることは正直難しいのかもしれません。
でも生活を見直すことは出来るのではないかな?と思います。
我が家では去勢したオス(太りすぎたことにより栄養が偏っているのかな?と考えています)と子育て中もしくは子育て後のメス(これは育児によって栄養不足に傾いているんだと思います)におハゲがある子がいます。
この子達に関しては栄養バランスを見直すことが改善に直結するので、蛋白質を特に意識して与えたりします。
あとは単独飼育のメスです。
基本的にペア飼育でなければ繁殖意識をするわけではないと思うのですが、モモンズはメスが発情してからオスがつられて発情するので単独飼育でもメスの発情期はあります。
そして我が家はオスもたくさんいるので余計かもしれません。ホルモンバランスの崩れが原因なのだと思います。
以前先生に相談したことがありますが、皮膚炎などを起こしていなければ命に直接的に影響を与えることは限りなく少ないとのことで見た目は…でも特に心配ないだろうとのことでした。
生き物が相手なので飼育する上で色々考えていく必要はあります。
それが全ての子に当てはまるわけではないと思うので、我が子の状態をよく観察しながら生活の工夫をしていけたらいいのではないかな?と思います。