初めての人工飼育

2021年01月06日 23:03
カテゴリ: 人工飼育

最近ご相談が多いのが、育児放棄についてです。
親個体の性格だったり、子供自体の生命力だったり、ケースバイケースだとは思うのですが…

我が家では育児放棄というよりはベビちゃんに傷が出来ていたので保護して人工飼育した感じなのですが、これもまた我が家の経験として書いてみたいと思います。

初めての人工飼育は我が家がブリーダーとしてスタートしてから2度目の脱嚢の時でした。(親個体は違います。)
1度目はひとりっ子、2度目は双子、と状況は違えど、まさかこうなるとは予想もしていませんでした…

脱嚢から1週間経たないくらいでママがチッチッとベビちゃんに言っている様子が見受けられました。
開眼までは触らない方がいいという話を聞いたことがあったので触らずに様子を見ていたのですが、パパママがご飯を食べに行っている間にベビちゃんを観察したところ2匹のうち1匹の口の横に傷が出来ていました。

その状況を見て、親の小競り合いのトバッチリでも受けたかな?というのが最初に思ったことでした。
でも見るたびに傷が乾いていくどころか広がっていて、1匹だけだったのが2匹目にも傷が出来てきて、チッチッはやっぱり嫌がっているのだとわかりました。

でもチッチッ以外はきちんとお世話もしていて放棄している様子はなかったので、先輩ブリーダーさんに相談をしたところ人工飼育の方がいいかもという結論に達し…
自分達に出来るのかすごく心配でしたが、目の前の命を失いたくない一心でアドバイスを受けながら覚悟を決めました。

保護した時の2人の体重は、18g弱と13gでした。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)