初めての人工飼育②

2021年01月06日 23:22
カテゴリ: 人工飼育

突然始まった人工飼育…
しかも保護しようと決めたのが夜…
道具も何もきちんと揃えていなくて、買い物にも行けない時間。

でもたまたま持っていた細いシリンジとモモンガ粉ミルク、小さなタッパーのようなケース、そしてパネルヒーターでやってみることにしました。

初めてだらけの中、教えて下さった先輩がいて本当に有り難かったです。
まだまだ小さすぎて自分で排泄もうまくできない子達。
オシリを少しだけ湿らせたティッシュでさわーっと刺激して促してあげる必要があることもその時に教えてもらいました。

でもこれも最初からうまくいくはずもなく、なかなか出てくれない…
ウンチがちゃんと確認できたのは丸一日経った頃でした。

ミルクを飲ませようにも味に慣れていないから飲んでくれない、舐めてもくれない、挙げ句の果てにはこちらも不慣れ…
一滴ずつ口元に垂らしたものを偶然少しだけ舐めてくれる、みたいな授乳でした。

ママがベビちゃん達を探して呼んでいました。
お世話する気持ちはあったみたいなんです。
なので1日に何度か私が見ている目の前でだけ一緒にしてあげて、オッパイも飲ませてもらいました。
嫌がったら離すようにして。
あとでよくよく考えたら、チッチッはオッパイを吸われるのが嫌だという合図でした。
オッパイの出が悪かったのかもしれませんし、吸い方がヘタクソで気に入らなかったのかもしれません。
だからママはベビちゃんの顔を袋から出させたくてグイグイした結果傷になってしまったわけです。

そんな中でもママも頑張ってくれていたので、ミルクは3時間置きくらいのペースで行いました。
まず2人の体重を測ってから1匹目排泄をさせて、ミルクを舐めてもらって、小さいながらも動くから口周りだけではなく体全体が濡れて汚れるので拭いてあげて…
そして2匹目、それから記録を付けて…といった感じでやっていたら3時間なんてあっという間に経ってしまいました。

合間に人間の世話もあったので、本当にあっという間でした。

シリンジは飲ませづらかったので、翌日早々ジクラアギトさんのスポイトを買いに行ってもらいました。
ミルクも違う種類がないか探してもらい、ジクラのモモンガミルクを買ってきてもらいました。
そうそう、キッチンスケールを0.1g刻みのものに変えたのはこのタイミングでした。
0.1g、増えた減ったと一喜一憂しながらお世話しました。

とにかく必死でした。
なんでも試してみるしかなかったのです…

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