初めての人工飼育③

2021年01月06日 23:51
カテゴリ: 人工飼育

色々試してみたこと…
・シリンジをスポイトへ変えてみた→自分が与えやすかったです。飲んだ量はだいたいスポイト何本分というふうにカウントしました。

・スプーンでも与えてみた→ミルクに少し慣れてきた頃にやってみたら舐めやすかったようでした。

・お皿のままでも与えてみた→スプーンの延長です。

・ミルクの種類を変えてみた→我が家はジクラアギトのモモンガミルクが濃さを変える時に扱いやすかったし、飲みも良かったです。

・ミルクの濃さを変えてみた→濃い方が好きな子と薄い方が好きな子といるようです。置きミルクは最初舐める感じの濃さから食べる感じの濃さに変えていきました。

・ミルクの温度を変えてみた→人肌くらいだとすぐに冷めてしまうので人肌より少し温かいくらいが飲みが良かったです。そして出来るだけ温度が下がらないようにミルクを湯煎で温めながら与えました。

・ミルクを与える順番を変えてみた→双子の時に排泄の順番を変えたり、しっかり目が覚めている方から与えたりしてみました。

・置きミルクをしてみた→意外と早く舐めてくれました。体が濡れると低体温になりやすいので、溺れない程度の量で。
置きミルクは傷みやすいのでヒーターの上に置かないように気を付けていました。そして毎回の授乳時間のたびに交換していました。

・排泄の促し方(ティッシュの湿らせ具合)を変えてみた→お湯でひたひための方がパパやママにお世話されている気分になってくれたようです。

そして人工飼育を始めてから3日経った頃にはママがもうベビちゃん達を探すのをやめました…
ここから人工飼育のみで育てていかなければいけない、私がママにならなくてはいけない、と腹を括りました。

ただ本人達もすごくたくましくて、日々飲める量も増えて置きミルクも舐めてくれるようになっていました。
そういった様子を踏まえて3時間から4時間置きくらいのペースでミルクを続けていくことにしました。
それぞれの飲む量は違いましたが、それぞれのペースで体重も増えていきました。

実は小さかった子の方は手に奇形のある子でした。
もちろんそれ以外は何も問題なかったのですが(今は新しいご家族様の元で幸せに暮らしています)、もしかすると自然界の中であれば淘汰されてしまったのかもしれません。
ママももしかしたら選別したのかもしれません。
でも必死に生きようとする生命力ってこういうことなんだと感じました。

脱嚢から3週間くらい経った頃にはペレットをふやかしたものに興味を示すようになり、動きもだんだん活発になってきたためにハムスター用の小さなケージにお引越ししました。

人工飼育を始めてから2週間…
寝不足で大変だったけどあっという間でした。
日々の成長を間近で感じることができて幸せでした。

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