手術痕には局所的な抗菌クリームの処置、皮下点滴は抗生剤は抜きにして脱水予防のためのものに変わり、ネブライザーはいよいよやめてみました。
その後も鼻がグスグスすることもなく、鼻水が出てくることもなく、やっと離脱できました。
食欲はだいぶ出てきたようで、自ら何度もお皿に出向いてくれる姿が見られました。
しかし動きが活発になってきたことで体重は減っている…
不安要素ではありましたが、皮下点滴もいつかやめないといけないので朝晩2回はそのままで量を減らして投与することにしました。
手術痕にできていたカサブタはだんだん浮いてきてプラプラし始めました。
まだ一部付いていたのですが、擦れて痛そうにしている素振りがあったので出血しないよう慎重にハサミで根本から切り取りました。
診察時にも膿のようなものはほとんど確認できず、局所的な処置は継続、皮下点滴はビタミン剤も抜きになり適宜状況に応じて、ということになりました。
この頃からウンチもしっかり出ていて、水が飲めていることも確認でき濃縮尿のような状態がなくなったので、やっと気持ちに余裕を持って見守ることができるようになりました。
そしてこの頃から手の傷の具合も良くなってきました。
真っ黒くなっていて壊死していたらどうしよう…と思っていた様子もなくなり、爪が根本から取れてしまった指はありましたがピンク色のお手手に戻ってきました。
食べること、体調が整ってくることは傷の再生に不可欠だな…と実感しました。